博士の異常なる愛情その2
女×女(直接的な性行為無し) ・肉体改変・スカ系有り
『式ヶ原(しがはら)博士』女・32歳
『上月(こうづき)博士』女・29歳
『ナエ』女・1?歳
『カオリ』女・1?歳
興味を持った方は続きから
「へー確かにこいつは良いモノだな♪」
親友所蔵の研究移設で上月博士は嬉しそうな表情を見せる。
良いモノを仕入れたから来て――と、一方的に電話が掛かって来たのは今より少し前。
ペットとの楽しいひとときを満喫していたが、電話の要望通り即座に遊びに来た上月博士は目を輝かせていた。
「ね、良いモノでしょ」
「ああ。当然、呼びつけたからには俺にも一分けてくれるんだよな?」
「ただでは無いけどね♪」
その言葉に少し不満げに頬を膨らますも、
「ま、これだけ良いモノなら有料も仕方ないか」
納得したのか、うんうんと頷いて了承する。
「な…なに勝手に話決めてんだババア!」
「ばか!変にこれ以上怒らせんなよ、ナエ!」
歳は見た目から意図も簡単に想像がつく二人が交互に声を張り上げると、二人の博士は目を細めそれを眺めた。
ブレザーの制服を着込んだ二人の少女。
同じように、二人して明るい茶色の髪。焼けた肌。濃い色のメイク。
違いと言えば髪を両方で結っているか、そのまま伸ばしているかの違いくらい。
俗に世間一般の……古い呼び名ではコギャルと呼ばれる様な少女たちが両手を壁に拘束されていた。
「で、こいつらどうしたんだ?」
「ん?見るからに馬鹿そうだけど実際馬鹿みたいでね。私の研究所に忍びこんで物色してたのを捕まえたのよ」
「あー泥棒か。しっかし、最近の若い奴は怖いな。この年で泥棒とかするのかよ」
「なんでもブランド物のバッグが欲しかったみたいね」
少女たちの喚きに耳を貸すことなく二人の博士は淡々と互いの会話をしていく。
茶髪を結わず伸ばした方。カオリは、ナエとは違い怯えた目でその様子を伺っていた。
明らかに常人の雰囲気では無い二人を。
だが、彼女も気付くのが遅すぎていた。
そもそも、ノリと勢いで盗みを働こうとしたのが大きな過ちだったのだ。
人生を後戻りできぬほど大きく狂わすレベルの。
「おいババア!これ誘拐だかんな!」
「泥棒風情が煩いわね」
「ぜってぇーお前ら警察に捕まえられるぞ!」
勝ち誇ったように吐き捨てるナエを、式ヶ原博士は鼻で笑った。
「無いわよ」
「はぁ?」
「携帯のGPS。それ弄ったから、貴方たちはここに立ち寄るも即他の場所に移動した事になってるわ」
「……はぁ?そんなこと――」
「私には簡単だから。この先からもっと離れた裏通りで突然高速移動した後に消えたことになってるわよ。車で連れ去られたと思われる様に」
「………」
余りにも冷静かつ淡々と喋る式ヶ原博士の言葉に、ナエは何かを感じ取ったのか黙りこむと、代わりに
「ご、ごめんって!うちらが悪かったから」
カオリが声を上げて謝罪をする。
だが――
「ん~じゃ、俺は可愛げのありそうなこっち貰って良いか?」
「良いわよ。私はこっちの五月蠅いの使うから」
「じゃ、頂いてくよ。一週間後に持ってくるわ」
「ええ、じゃあ来週に」
少女たちの声を無視し、まるで遊びの約束をするかの如く軽い口調で会話を薦めると、上月博士はカオリに近付く。
瞬間、何かを吹き付けたと同時にカオリの意識はそこで暗転した。
喚き叫ぶナエを無視したまま上月博士は軽々とカオリを運んで立ち去り、残る式ヶ原博士は既に、実験をするときの眼差しでナエを見つめ続けていた。
「か、カオリぃ…」
「うぅ、な、ナエぇ……」
あれから一週間後の同じ場所。
カオリとナエは互いの姿を確認すると抱き合い涙を流し泣き始めた。
互いの見た目は、パッと見で一週間前との違いは見えない。
捕まったときと同じようにブレザーの制服姿のままだ。
更には拘束など一切されていない。だから現に抱き合えたのだ。
「ふふ、楽しめた?」
「ああ、中々いい具合に仕上がったよ」
二人の博士は泣きだした少女たちを気にする事無く会話を始める。
「私が先で良いかしら?丁度良いタイミングになったから」
「へぇ、何のタイミングかは分からないけど楽しみだ」
上月博士が期待の目で見守る中、急に式ヶ原博士は自らのスカートを託し上げた。
「ひっ!」
瞬間、ナエが小さく悲鳴をあげ、それをカオリは恐怖の目で見つめる。
「あれ?何も履いてないじゃん。理沙ってノーパン主義だっけ?」
上月博士の言葉通り、託し上げられたスカートの中身は何一つ飾られていない。
式ヶ原博士は下着を履いていなかった。当然の様に下半身は日の下に晒される。
「この方が今は楽なのよ。ほら、来なさい」
「い…いや……カオリの前では止めてよぉ…」
以前の強気な言葉はすっかり影を潜め、細い声でナエは反抗する。だが、
「そう。じゃあもう良いわ。二度と頼まないから」
その一言で
「ひぃっ…う、嘘です、ごめんなさい。す、すぐにします」
そう言って慌ててナエは式ヶ原博士に近寄ると、その場でしゃがみ込み、あろうことかスカートの下に口付をする。
「な、ナエ!?」
友人の驚きの声に身を震わすも、そのまま大きく口を開け式ヶ原博士の性器を覆う。
すると……
「ふぅ…」
「んご、うぅ…んぐ…んっ…んぇ」
音を立てて何かをナエは必死に飲み込み始めた。
その表情は、絶望と…それ以外の感情で酷く歪んでいる。
一瞬、カオリは何が起こったのか分からなかったが、それも直ぐに理解できた。
「い、いやぁ…ナエぇ……」
力無い友人の声を聞きながらもナエは懸命に式ヶ原博士から溢れるモノ―――
つまり式ヶ原博士の尿を飲み込んでいった。
「うげぇ、ん、げほっ…」
と、顔を更に歪め咳込んでしまう。口内に拡がる独特の臭いと味に耐えられなくなったのだ。
心と体の両方が。
そのまま排出された尿は顔を汚しながら垂れ床に水溜りを作った。
しかし、
「また汚して。きちんと舐め取らないと二度と飲ませないわよ?」
「ひっ、ご、ごめんなさい」
そのたった一言で、泣きながらナエは這い蹲ってさえも、その水溜りに顔を埋め必死に舐め取っていく。
「ナエぇぇ……」
「うぅ…カオリぃ…見ないでぇ……」
友人に泣きながら懇願する。それでもナエの舌は水溜りの中で動き続けた。
「へー。別に意識は普通なんだな。どういった仕組みだ?」
興味深そうに見つめる上月博士に対し淡々と――否、少し顔を歪に歪めて、珍しく嬉しそうに式ヶ原博士が語り出した。
「貴女が見せてくれたあれを模倣して作ったのよ。で、これの脳にはね……24時間内に一定以上、私の尿を呑まないと頭部に激痛が起こる様に習慣付けたの」
「なんか簡単に同じの作られるとちょい凹むな…ま、いいや。で、痛覚?快楽じゃなくて?」
「ええ。気が狂わず意識も失わないぎりぎりの痛みでね。だって快楽じゃ罰にならないでしょ?だから恐怖心で縛った」
その言葉に、足元で床を舐め続けていたナエは声を上げ泣きだす。
自分の身体を、そして自分のしでかした過ちを呪いながら…。
だが、もう遅い。
後悔が渦巻く脳内に絶対主の声が響く。
「これは生涯私の尿を呑み続けてかなければ生きていけないわ。例えどんなに理性で拒否しようと、懇願してでも私の尿を呑まなければ一生終わらない頭痛に悩まされ続けるのだから。御蔭で私はトイレに立つ煩わしい回数が減って、その時間も研究に没頭できるのよ」
「理沙らしいな。で、オシッコだけかい?」
上月博士の何気ない疑問から出た問いに、瞬間、ナエはびくんと大きく身体を痙攣させた。
「ええ。そちらも考えたけど、流石に臭いとかで却って集中できなくなりそうだから予定は無いわ。これの内臓への負担も大きくなるし。意外にこれ気に入ってるのよ?便利で♪」
その言葉に、既に崩れ去っているが、それでも最低限の尊厳は保たれた事にナエは安堵する。
人糞を漁る今以下の生物にはならずに済んだと。
「でもどうせなら、快楽系混ぜてもっと楽しくすれば良いのに」
「貴女と違って性的要素は求めてないの私」
「勿体ないねー理沙は。その点、俺のは中々楽しく仕上がったぜ?」
上月博士はそう語ると、何やらごそごそと持参した鞄から何かを取り出そうとし、
「うぅ…ん…い…やぁ……」
連れて来られたカオリはそれを眺めると高揚し上擦った声で悲鳴を漏らした―――
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