宿題の成果と御褒美 短編
女×女
『お姉さま』女・22歳
『涙(ルイ)』女・1?歳
興味を持った方は続きから
「…おねぇ…さまぁ……」
潤んだ瞳で私を見つめ呟くルイの姿が目の前に合った。
零れ落ちそうな涙は快楽と恐怖…二つの色から創られている。
狭い個室。近い互いの顔。震える息が頬に掛かる。
授業中に加え、一般教室からは離れた保健室近くの為に邪魔が入ることはほぼ無いトイレの個室の中で。
受け持ち授業もなく職員室で暇を持て余していた私はルイに呼び出されていた。
「どうしたの?ルイ。今は担任の先生の授業中でしょ?」
いつも通り微笑む私を前に、多少の安心も生まれたのか遂にルイは涙を零す。
張りのある若い肌は滑らかにそれを運び、綺麗な頬を伝って床に落ちるのを合図に開かれた震える唇。
「もぉ…しゅくだ…い……止めて…いいです…か……?」
あの日、ルイに宿題を課してから今日は十日ほど経っただけ。
でも、初めて私の命令に音をあげてきた。まあ、予想は出来てたけど♪
怖いのだろう。私に嫌われるのが…。だから最後の方は聞き取れないくらい小さな声で縋る。
「あら?どうして??ルイは私の命令を何でも聞けるワンちゃんでしょ?」
「…はぃ…でも…でも……」
ワンちゃん…この単語一つで湧き上がってしまう染み込んだ感情に身震いしながら。
……それでもルイは悲痛な言葉を吐き出してきた。
「ずっと…授業……受けれて無くて……今も…」
「今も?今もなに??」
意地悪く聞き返した私の問いにルイは顔を真っ赤に染めたかと思うと……瞬く間に色を失わせながら弁明する。
自身の身に起きてしまった…この耐え難い現実を。
呆然と、虚ろい定まらぬ視線を必死に私へと寄せながら。
「もぅ…もぅ……漏れてて……だから…教室に…居られなくて……」
震える彼女の唇から紡がれた言葉。
ぎゅっと固められた両手は必死にスカート生地を握り込む。
そうでもしないと、混濁した意識の底に溺れてしまうのだろう。
思わずニヤケそうになる顔を私は堪え、真面目な表情で諭した。
「病気でオムツしてるって担任の先生には告げてるから、そのまま居れば良いじゃない」
「そんな…だって、に…臭いも……」
「あら、お漏らしってもしかしてウンチなの?」
「―――っ!?」
とっくに臭いで気付いていたが、わざとらしく鼻を鳴らして臭いを嗅ぎ、呆れた口調をしてやると、ルイの顔色は更に青褪め血色を失う。
そのまま、ガタガタと震えながら、必死に腕を伸ばして私にしがみつき身体を寄せてきた。
今から口にする言葉の恐怖を僅かでも和らげんとするかのように。
「うぅ…か、かってに……漏れ…ちゃ……ぃ…ま…す……」
今にも地球が滅ばんと言わんばかりに絶望の表情を浮かべながらされた告白。
そう、もうルイのアナルは与えた宿題によって拡げられ過ぎてだいぶ緩まって来ているのだ。
一昨日、前もって命令していた授業中のオナニーの最中、急に血相を変えて教室から飛び出していく姿を見せてから確信した。
散々とお漏らしの快楽を染み込ませた上にアナルが緩まったため、自然とオナニーの快感の最中、本人の意思に関わらず排泄を始めてしまい止められなかったのだろう。
最初は偶々と思い込んだみたいだけど、三日連続ともなれば流石に鈍い彼女でも気付いたか。
自分の身体が想像以上に壊れて来ていると。
「ひぐ…さっきも…きゅうに…おしりあつくなって…せなかぞくぞくして…そしたら……」
そう、今に至っては私の授業を受けてはおらず、きっとオナニーだってしてないにも関わらず漏れだしてきてしまったみたい。
度を越した拡張で敏感になった上に緩んだアナルが、張ったお腹の状態を察した瞬間、覚え込まされた悦楽を味わおうと意識を置いて先走ったのだろう。
突如生まれた快感と始まった排泄に相当戸惑った筈。
「おねぇさ…まぁ……どうし…たら…い…いです…かぁ……?」
黒縁フレームの下に隠された美貌を歪めながら請う言葉は、私の背筋をぞくりとさせる。
美しさと…知性と…若さと……全てを兼ね備えた少女が縋るのだ。この私に。助けて…と。
だから、より楽しむために。私はあっさりと突き放した。
「どうしたらって、そのままお漏らししてれば良いじゃない。おしっこしながらオナニーだってしてたし今さらでしょ?」
「そんな…に、臭いでばれちゃぅ……」
もはや完全に泣きながらルイは訴える。ぐしゃぐしゃに子供のような泣き顔で。
いくら変態性癖が染み込みまくっていても、同級生に囲まれた教室内に臭いを充満させながらウンチ漏らすのは嫌みたいね。
自分の身体の異変に、僅かながら頭に残ってた理性がようやく警鐘を鳴らし、今になって怯え始めたのだ。
これ以上は不味い…と。気持ち良いから・私の命令だからと流されるままでは居られないと。
私としては、散々オナニーしながらおしっこ漏らしてたんだし、ほんと何を今さらって感じだけど。
「ばれたってどうってことないでしょ?ウンチお漏らししながら感じてイクような変態なんだから」
「ひっ…ちが……おねぇさまだか―――」
『ヴィヴィヴィ――』
出かけたルイの泣き言が止まり、代わりとばかりに個室内で響く機械音。それと荒い息使い。
私が忍ばせていた携帯用小型の電マは、オムツ越しながら的確にルイのクリトリスを圧迫し―――。
「んぁっ!?あ、あぁ…❤んはぁ…ぁ……❤」
『ぶびゅ…ぶっ……ぶぶ……』
涙交じりに抑え込まれた喘ぎ声と、くぐもった排泄音を奏で始めた。
胸の中でしがみ付くルイの肉体が痙攣し、何度と絶頂を迎えているのが手に取るように伝わって来る。
必死に堪えようとするも、もはや止められず、アナルの疼くままに排泄し味わう快楽。
「ほら、ね♪」
「あ゛ぅ…あ、あぁ…い゛…やぁ……い…ぐ……んぉ❤」
「気持ち良いんでしょ?ルイは。ウンチ漏らすのが♪」
気付いてるのかしら?首を振って必死に抵抗する素振りを見せてるけど、今とっくに股を開いてるって。
いつも通り、ガニ股の不様な格好でイキながら漏らしてるって―――。
『ヴィィィ――』
『ぶぷっ…ぶっ……ぶちゅ……』
「ほらほら、気持ち良くてウンチいっぱい漏らしちゃってるわよ?」
より強く電マを押し付けた瞬間、更に排泄音がオムツ内から籠って聞こえ出し、それに合わせるかの如くルイのヨガリ声もトーンを上げていく。
「んぁ゛…ど、どまら…んひっ❤んはぁ…ぁぁ…❤」
「何が止まらないの?」
「あ゛ぅ…うん…ひと……きぼぢ…いぃ…の……❤たひゅけ…てぇ…❤」
私を見上げるルイの顔は、困惑と快楽に塗れ、もう涙や鼻水、涎を垂れ流しながら懇願してくる。
必死にしがみ付いた理性が剥がされ、再び異常な快感で脳を溺れさせられながらも。
「んはぁ…おひっこもぉ……❤」
抑え込みきれないおしっこの排泄と快感に歪んでしまう笑み。再びビクリと跳ね上がった身体。
ふふ、可哀想に…ここまで自分が狂ってくるなんて思ってなかったのね。
大好きな私の赴くままにされてるのが気持ち良い。あくまで私との行為で感じるのであって……。
手の離れた日常生活全てまで快楽に塗り込まれるとは思いもよらなかったでしょう?
―――でも、手遅れって教えてあげるわ♪
「ルイ…明日は朝から旅行に行きましょう」
「んひっ…あぁ…りょ…こぅ…?」
突然耳元で囁かれた意外な単語の響きに、若干意識を取り戻せたのか呂律の回らないままルイはオウム返しをしてきた。
構わず私は電マを押し付けたまま囁く。かつてないほど甘い声で。
「そう、私の命令を守る可愛いルイへの御褒美ね」
「おねぇ…ひゃ…んひっ❤…まとぉ……?」
「ええ。ちゃんとした普通の旅行よ♪少し落ち着けば身体も戻るわ。だから安心して今は感じなさい♪」
「んはぁ…うれひ―――」
『ぶびゅりゅっっ』
「んひゅ…んはぁ…ぁ……へぁ…❤」
「ふふ…きっと楽しくなるわね♪」
私の言葉をちゃんと最後まで聞き取れたのかしら?
排泄に溺れ顔を緩ませ、私の胸の中でルイは再び激しく痙攣すると、瞳の光を濁らせ続けていた―――。
◆
「普通の旅行だけど、万が一もあるし、それだけは我慢しなさいね」
翌日の朝。助手席に乗せたルイは恥かしげに下を向くも、素直に頷く。
着慣れない、ゴスロリ衣装を身に纏いながら―――合わせたメイクのせいか、普段なら赤らむ頬の色も薄っすらほのかに。
「大丈夫、似合ってて可愛いわよ♪ちゃんとルイに似合うの考えて選んできたし―――」
ルイに似合うのを選んで――この言葉に、きっと染めた頬を更に赤くしながら俯くルイ。
私が選んだというだけで彼女には意味がある。きっと心躍らせているに違いない。
ま、服を選んだ理由は別にあるのだけど。
「その格好なら貴女って傍目からは分からなくて、休日に私と一緒に出掛けてても問題無いわ」
これが真相。衣装と同じく特徴的な化粧は普段のルイの顔を覆い、同じ黒縁眼鏡をしていても、その下にある瞳はカラコンで鮮やかな黄と緑のオッドアイに替えられ印象は全く違う。
これなら日の下だろうがパッと見で私とルイが一緒に出掛けていると学校関係の人間にはまず気付かれない。
私は普段通りだけど、例え聞かれたってそんなの妹とでも出掛けてたことにすれば良いし、誰一人、隣に乗せたこのゴスロリ少女が優等生ルイだとは感付かないだろう。
―――それと理由はもう一つ。
「あと、傍から見てもオムツしてるって分からないから大丈夫よ♪」
「……はぃ」
ぴくんと震えたかと思うと、メイク越しでも分かる程にルイは顔を赤くし小声で頷く。
彼女のパニエで膨らんだスカート下には可愛らしいいつものオムツカバーと、それに包まれた紙オムツ。
もし漏らしちゃったら困るでしょ?その一言で、ルイはあっさりとオムツで旅行することを承諾したのだ。
本人も不安があったのだろう。さっき部屋でオムツを当ててあげたらホッとした表情を垣間見せていた。
―――それだけでは無いのも明らかだったけど♪
大好きな私との旅行。昂った気持ちはそのまま淡い興奮となる。そこへ修正付けられたオムツを当てられたことにより、知らず知らずのうちに普段以上の反応を肉体は覚えてしまう。
きっと気付いてないでしょうね。
お尻の下に敷かれた紙オムツの上で足を開いた瞬間、自分が濡れていたことに。
リングを穿たれたクリトリスがぷっくらと赤く充血していたことに―――。
「だから気にせず今日は普通に旅行を楽しみましょう」
「…はい、お姉さま❤」
赤めたままの顔で健気に返事を弾ませたルイ。年相応の可愛らしい笑顔を向けながら。
もう今は私との旅行で頭の中はいっぱいなのだろう。
何処に連れて行って貰えるのか。何をするのか。
私と行く初めての旅行に思い巡らせ心躍っているのが伝わって来る。
―――可愛いわ、本当……純粋過ぎて。ふふ、オムツ履いて普通も無いだろうに。
「今日は何処―――んっ…ん…はぁ…ぁ❤」
私は誰も周りに居ないことを確認してから、希望で開き掛けたルイの口を塞いであげる。
……最初は優しく唇を重ね合わせ、僅かに開かれた狭間に舌を滑り込ますと口内を蹂躙する。
それだけで甘い声を上げ、ルイの身体はシートの上で小さく跳ねた。
「ふふ、人前じゃできないから、キスくらいは今の内にね♪」
「……ふぁ、はぃ❤」
うっとりと見つめるルイに片目を瞑って見せてから、私はアクセルを踏み込む。
動き出した車内では、とろんと脱力したルイが静かに身をシートに沈めていく。
「…はぁ…ん…」
漏れ聞こえて来た淡い吐息。
今日は助手席に居るとき、電マでオナニーしなくて良いとは伝えてある。
でも、今のキスと過去の記憶で、ルイの肉体は望まぬ昂りを覚えた筈だ。
チラリと横目に見れば、胸に食い込んだシートベルトが胸の動きに合わせ上下している。
私は一人頷くと、ガムを取り出し彼女に差し出した。
「ルイ、ガムでも食べる?」
「ふぁ、あ…頂きます、お姉さ―――……ぁっ…ぁぁ」
こちらへ伸ばし掛けた手が止まり小さく震え出すと……そのまま再び静かに降りていく。
「ん?いらないの?」
「…ぁぁ…ふぁぃ……」
揺れる瞳で前を見つめ、こくんと頷き…ルイは急に黙ってしまった。
ううん、少しだけ漏れる声と息はある。僅かに開いた唇の端から。震えるままに漏れ出ている。
でも、私は気にすることなく、出したガムを自分の口に放り込み前を向く。
わざと気付かないフリをして。
そしてそのまま、込み上げて来た笑いと共に噛締めた。
―――あんなキス一つで……思った以上に股の筋も緩んじゃったのね。
ルイったらこんなに早くおしっこお漏らししちゃうとは。
排泄と、染み込み温かく拡がり始める濡れたオムツの感触でうっとりしちゃって。
バレてないつもりなのかしら?そんな惚けた顔してるのに。
もし使いたいのなら使って良いのよ?いつも通りダッシュボードの中に玩具入ってるから。
さあ、ルイ。普通の旅行を楽しみましょう♪
何処で気付くかしら?何処で耐えられなくなるかしら?
その、もう普通の旅行なんて楽しめなくなってしまった貴女の身体でね♪
テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト