「人形遊び」シリーズ 7話目
S女M男・女装・スカ系有りの予定
『みや』女性・23歳
『まこと』男性・19歳
興味持った方は続きから
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簡潔に言えば恐怖が勝ってしまった。
みやさんと結ばれたあの日以降、僕はみやさんと会っていないのだ。
何度と電話やメールがくるけど対応しない。
僕は一方的に・・・みやさんを拒絶していた。
壊れるほどの快楽
心が歪むほどの狂事
その先に訪れるモノを僕は見る勇気が無かったから。
その先に訪れるモノに僕を捧げる勇気が無かったから。
結局、僕は普通の男の子として大学に通っている。
冴えないながらも仲の良い女の子ができたりもして、それなりに楽しい毎日。
まだ恋人の間柄じゃないけど・・・手くらいは繋いだりも。
平凡で幸せな毎日。
・・・・を、送っていた筈だった。
「ふごぉっ!?」
何が起こったのか・・・そもそもどんな状況なのか?
目を覚ました筈なのに視界は真っ暗だし身体も何故か動かせない。
声を出そうにも口に何か入っていて喋る事もできない。
僕は突然、暗闇の中に置き去りにされていた。
夢?現実??
頭の中が混乱してる。
冷静になろうとすればするほど余計に焦ってしまう。
確か昨日は自分の部屋で眠った筈・・・
眠るまでは普通の日常だった・・・
「お・は・よ・・・まこと♪」
心臓がバクバクと鼓動する。
知っている声・・・なのに鳴り止まない処か更に高まる。
なんで?
でも、この声はみやさんの声。
「ふふ、まことったらずっと連絡してこないんだもの」
「だから・・・連れて来ちゃた♪」
声が出無い・・・背筋がゾクゾクと身体が震える。
連れて来たって?僕を??
じゃあ・・・ここはみやさんのマンションなの???
「ふぁごっ!ほあふぇっっ!!」
声が声にならないっっ
でも、僕の意志は伝わったみたいだ。
「ふふ、まことったら最近は普通に男の子してたのね」
みやさんが語りだした。
「あ~んな馬鹿丸出しの女に尻尾ふって」
その声から冷たいものを感じる。
そもそも・・・何故知ってるんだ?
「ふふ、私はまことのことなら何でも解るのよ♪」
「ふぇあっtっ!?」
突如、身体を触れる指の感触に戸惑う。
「不安になっちゃったのよね?」
今度は優しい声。
甘く蕩ける様な・・・怖い声。
「大丈夫・・・不安なんか考えられない身体にしてあげるから」
・・・こうして僕は、みやさんの人形となった。
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