甘いお願い 後編
男×男・リバ・幼児プレイ・甘々
『海斗(かいと)』男・19歳
『空(そら)』男・19歳
興味を持った方は続きから
「そら…俺、もう……」
「海斗…僕も……んっ❤」
「…んぁ…んんっ❤」
俺の漏らした泣きごとを空は口で受け止めて。即、温かな空の舌が俺の口内を蹂躙していく。
二人並んで腰掛けたソファに俺は身体を沈ませたまま、心地良い舌の動きに合わせ自分の舌を絡め応えた。
絡め、絡められ―――お互いの手を握り合い指まで絡め合う。物足りないと言わんばかりに。
触れ合った肩越しにキスを続け、柔らかい舌や唇を味わいながら互いに唾液を交換する。
そしてそのまま、キスに集中する余り疎かになって力が抜けてしまった下半身。
「ぷはぁ…ぁ…ぁぅ…そらぁ……」
「んはぁ…かいと…ぼくも……」
握り合った手が小刻みに震える。お互いに。ほぼ同時だった。
「ふぁぅ…んっ…ん❤」
「はぁ…んむ…んぅ❤」
全身の力が抜けていく中、それでも懸命に舌を絡める俺と空。
温かな舌の感触を味わいながら、下半身も温かな感触に包まれていく。
抜けた力と一緒に漏れたおしっこが紙オムツに吸収されて。
空も俺も…手を絡め、舌を絡めながらのお漏らし。
「んはっ…ぁ…やっぱ…り…おもらししてる、かいと…かわいぃ❤」
「んぁっ…ばか…そらだって…すげぇかわいぃ…」
潤みぼやけた視界の先に、とろっとろに蕩けた空の可愛い顔が見えた。
お揃いで着けてるオムツカバー。その中にある膨らんだ紙オムツの中にお漏らしながら。俺の舌の感触を楽しんで。
長い睫毛がぴくぴく震え、潤んだ瞳でこちらを見てくる空の赤らめた頬が、綺麗で可愛い顔を更に彩る。
やっぱり空は可愛い…気持ち良くて惚けた顔なんて特に。
でも…空から見たら……きっと俺だって似たような顔してるんだろうな―――。
あの日――空の誕生日以来、俺たちの関係性は少し変わっていった。今一緒に居る、この部屋すらも。
リビングの内装は明るく暖かな色合いに整えられ、可愛らしいヌイグルミが飾られている。
そりゃ一応年相応の物は持ってるけど、それはリビングに持ち込まない約束。
あくまでここ、リビングは……二人揃って赤ん坊に戻る大事な場所だ。
「…はぁ❤ねぇ、海斗。ほとんど同時だったね♪」
「ん…❤そうだな…どうしよっか……?」
先にお漏らしした方が相手を受け入れる。これも二人の約束だ。
あの日以来、俺は何度と空に抱かれ、そして抱いている。
空は挿れる快感を知り、俺は挿れられる快感を知ったから。
でも、互いに元々本来の性質も残った訳で。
今でも可愛い空を見ながら犯すのは好きだし、それは空も同じらしい。
逆に俺だって恥かしいけど……空に犯されてるときは真っ白になって気持ち良い。
「じゃあさ、海斗。こう言うのはどうかな♪」
「んぁっ❤」
空の提案に、俺は喘ぎ声で返してしまった。
絡めた指を振り解き、空の細い指がオムツカバーの上から俺のチンコを扱き始める。
うっとりと…でも、少し悪戯な笑顔を見せながら。
ん…はぁ…気持ち良い……凄く……。
あったかいお漏らししたばかりのオムツ越しに感じる空の指が。
只でさえお漏らしで抜けきった身体の力を更に抜いてくる。
「ふふ、先に出しちゃった方が挿れてもら――ひぁっ❤」
言葉を最後まで出し切れず喘ぐ空。さっきまでの表情は消え既に蕩け始めてる。
抜けていく力の中、必死に伸ばした俺の腕でオムツ越しにチンコを扱かれ。
攻め歴は俺のが長いっての。空の弱点、気持ち良い部分は全て知ってるって。
カリ裏に指を引っ掛けるようにしてやるのが空は大好きだろ?
俺は必死に指先へ抜けた力を戻しながら、オムツ越しでも大丈夫なよう、強めに指を動かすと。
気持ち良さに負け力が抜けていくのか、空の指先が鈍くなる。
それでも必死に空は指を動かそうとしてくるが、もう時間の問題だ。
「あん…この前も海斗だったのにぃ……」
耳元を擽る空の泣き言が心地良い。
ちょっとした優越感と…これから見るであろう空の可愛い泣き顔を思うと胸が昂っていく。
興奮と高揚の入り混じった感情を隠すことなく俺は空に微笑んで見せた。
「ん…今日も…空にいっぱ…い挿れてやるか……んひっ❤」
―――俺は得意気に言い放とうとした勝利宣言を最後まで言えなかった。
ぴくんと跳ねてしまった身体。衝撃で完全に止まってしまった指の動き。
嬉しそうな笑い声が、白くぼやけ掛かった脳内に響いてくる。
「ん…ふぅ…あは♪海斗ってお尻の穴、凄く弱いよね~。覚えたばっかりだからかな♪」
「んぁ…あっ…ちょ…ずる…い…ぞ……んぃっ❤」
泣き言に意識を奪われ気が緩んだ瞬間、突如別のとこを空の指が攻めて来た。
うぅ…また嘘泣きに引っ掛かっちまった。
ぐりぐりと、オムツ越しとは言え刺激されて熱くなるお尻。
自分でも、じんじん疼くお尻の穴がヒクついてるのを自覚する。
『ごくん』
無意識に喉を鳴らせてしまった。犯され喘いでいたときを思い出して。
本当に気持ち良いんだよな…空のが中に入って来ると……。お尻から頭まで、脊髄を通していっぺんに快楽で貫かれる感じ。
駄目だ…どんどんと…白くぼやけふわふわした頭の中を、犯されたい…いっぱい鳴かされたいって感情が爆発し充満してしまう。
空曰く、これが雌の感覚。一度覚えてしまえば忘れられない、男に犯される味……メスイキの快感。
もう…俺は………。
「ねぇ、海斗…もう僕のでイキたいんでしょ?」
「んはぁ…ぁぅ…❤」
意志とは裏腹に、自分でも驚くくらい甘えた声が出た。
もう完全に勝敗は決してる。
どうせイクなら…空のでイキたい……。
ガンガンと、見た目と裏腹に激しいほどの腰使いで。
先にイカされるまでもなく、俺の身体が負けを認めてしまってるんだから。
にやにやと嬉しそうに空が勝者の笑みを掲げた。
「じゃあ、海斗ちゃん…オムツ替えよっか♪」
顔中に血が集まって熱い…。
見られる…また…いっぱい漏らしたオムツの中を……。
でも、恥かしいのに頭がくらくらして…されるがままソファに横たわり空を見上げてしまう。
自分だってオムツ姿の癖に嬉しそうな顔して、空が俺のオムツカバーに手を掛けた。
パチンパチンとホックが音を鳴らし外れ、その度に顔が更に熱くなっていく。
ホックの音と自分の荒い息使いに欹てた耳元。
そこに突如囁かれた言葉が、俺の呼吸と思考を止める。
「ねぇ…今度は海斗のお誕生日に……お浣腸させて欲しいな♪」
悪戯っぽい笑みを浮かべ甘いお願いをしてくる空に。
俺は一言だけ…上擦った涙声で返すのが精一杯だった。
「こ…の…へん…たぃ❤」
テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト