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博士の異常なる愛情その3(短編集)

『式ヶ原(しがはら)理沙博士』女・32歳
『上月(こうづき)博士』女・29歳
『ナエ』女・1?歳
『カオリ』女・1?歳

興味を持った方は続きから


「よぅ、理沙が自分から来るなんて珍しいな」
「ま、偶にはね…」
 掛けられた言葉に、式ヶ原博士は愛想笑いをすることなく淡々と返すと。
 そんな彼女の態度を気にすることなく笑顔で促した上月博士の前に座った。
 傍らには、長い黒髪に前髪を切り揃えている黒縁眼鏡の少女を立たせて。
 地味な髪形とお揃いかと思わせる地味な服が相まって、少女はとても大人しそうに見えた。
 否、大人しいは良く言い過ぎだろう。はっきり言ってしまえば暗いと言った印象だ。
 どこか怯えている様にすら見えるその少女を一目見て、上月博士は意外そうな声を上げた。
「へぇ…またえらく雰囲気変わったな」 
 その口ぶりからして、どうやらこの少女を知っているようだ。
 さもあらん。この少女を最初に捕獲したのは彼女なのだから。
「ナエちゃんだっけ?可愛らしくなっちゃって。理沙の趣味か?」
 ぷっと、その言葉に式ヶ原博士は吹き出した。馬鹿馬鹿しいと言いたげな表情で。
「単にあの馬鹿な見た目のままだと目立って連れ歩けないから変えただけよ」
「ああ、確かに。でも、それでも連れ歩いて大丈夫なのか?」
「ええ、対応はしてあるから。例え検死に掛けられても別人と診断されるわ」
 そう…既にこの世から少女本来の存在は消え失せてしまっていたのだ。
 もし死んだとしても、身元不明として扱われてしまうだろう。
 少女…ナエはもう、以前のナエとしてはこの世に存在しない。
 そもそも、人としてすら存在できているかどうか……。
「最初は煩かったけど、馬鹿なりに学習してくれたから手間は省けたわ」
 さらりと口にした式ヶ原博士の言葉に、ナエは怯えを見せる。
 だがそんな少女に式ヶ原博士は気を掛けることすらしないばかりか、
「丁度良いわ。ほら…」
 そう一言だけ口にし目で合図を送る。淡々と。さも当たり前の様に。
 そして……ナエはその合図一つで静かに従った。さも当たり前の様に。
 椅子に腰掛ける式ヶ原博士の前で跪き、白衣の下、短めのタイトスカートの中に頭を入れる。
「目の前で失礼するわね」
 式ヶ原博士が上月博士に告げた瞬間―――
『…ごく…んぐ……』
 スカートの下から、ナエが鳴らす喉の音が聞こえて来た。
 その音が鳴り止むと即座に、
『ぴちゃ…くちゅ……』
 舌を這わす音が微かに聞こえ、その音も途絶えるとナエはスカートの中から頭を引き抜き立ちあがる。
 だが、跪いたときとは違い、立ちあがった彼女は僅かに揺れていた。
 まだ…僅かに残された心が軋んでいるのだろう。
 最早当たり前の様に排泄される尿を呑み込む自分自身に。
 それをする為だけに存在する自分自身に。
 微かに開かれた唇からは、ふぅふぅと息が漏れ……瞳はどこか虚ろで遠くを彷徨う。
「……ね、便利になったでしょ?」
「全く、理沙はもう少し可愛がってやれよ…」
「必要ある?たかがトイレ、壊れないように使うだけで十分よ」
 その他意が存在しない一言を耳にし、ナエから漏れる息は更に荒くなった。
 だが…もう、それだけ……それだけだった。
「で、そう言えばそっちのはどうしたの?」
「?ああ、カオリちゃんか…俺はちゃーんと可愛がってるよ」
 笑顔で上月博士は返すと、嬉しそうに少女を呼び寄せる。
「カオリちゃん、お友達来てるぞ~♪」
 もともと見せるつもりだったのだろう。
 すぐ隣の部屋に用意されていたほぼ全裸の少女がふらふらと姿を現した。
「……ほんっと、貴女好きねぇ」
 吐かれた呆れ声は掻き消される。少女の呻きに。
「んはぁ~❤あぁ…あひぃ……あぁぁ……」
 喘ぎ声と呼べるのかすら怪しい声。
 姿を見せた少女は、口から垂らした涎で涎掛けを只管汚していた。
 だがそれ以上に、床を別の物で汚していく。
「…これ、私の研究所に連れてこないでよ?」
「大丈夫だって。普段はオムツ着けてるからさ」
 汚れていく床を嫌悪感露わに見る友人に対し上月博士は弁解すると、
「でもだいぶ可愛くなったろ?」
 ご自慢の少女を得意気に誇示するが。
「私に同意求めないで……」
 本当に興味が無いのだろう。式ヶ原博士は上月博士と対照的に呆れた表情を見せた。 
 視線の先では少女が懸命に自慰に耽っている。
 澱んだ瞳は、もう快楽しか映さないのだろう。
 理性など当に溶けた脳の赴くままに。
 ボタボタと滴る黄金色の液体が、荒げた息の度に尿道から零れ落ち床を汚した。
 もう四六時中そんな状態だろうことが容易く想像できる程に緩んでいる。
「あへぁぁ……」
 力の抜け切った声。
 同じ様にお尻の穴も、喘ぎ声に合わせだらしなくパクパクと口を開けた。
 こちらも緩みきり、呼吸程度の動きですら開いて異臭と腸液を漏らし、排泄物に至っては堪えることすらできないだろう。
 だが、そんな自身の肉体を嘆くことすらカオリはできなくなっていた。
 何故なら下の穴を緩ませながらも只管に扱き快感に溺れているからだ。
「んひぃっ、あぐ、あはぁぁぁっん❤」
 ガクガクと腰が揺れ、その衝撃で開いた穴から尿や腸液が零れ落ち更に床を汚すも。
 カオリの両手は一切動きを止めずに扱き続ける。
 子供のオチンチンと同レベルにまで肥大したクリトリスを。
 根元に嵌められたリングで皮を抑え込まれ、剥き身となったそれの刺激は通常の数十倍はあるだろう。
 真っ赤に腫れあがり、ローションでテカテカと濡れ光るそれは限界を超えて扱かれている。 
 だが脳に刻み込まれ植え付けられた偽物の本能が、それでも手の動きを強制していくのだ。
「それにしても、凄いわね……それ」
「だろ?でもこれ、ドーピング無しなんだぜ」
 嬉々とした表情で上月博士は説明する。
「純粋に、この子だけの力でひたすら肥大させてるんだ」
 説明の間も、カオリはヨガり痙攣しイキ続けながら手の動きを止めようとはしない。
「最初は吸引機で吸い出させ続け、有る程度の大きさになったらリングで根元を止めて、その後はもう、カオリちゃんずっと扱きっぱなしだもんな」
 その言葉を裏付けるかのように、穴という穴から液体を溢しカオリは腫れあがったクリトリスを扱き続ける。
「もう起きてる間中どころか寝てるときですら無意識に扱いてるよ」
 その様子を思い出したのか、上月博士は込上げる笑いを抑えるのに必死だ。
 そんな彼女を呆れた様子で見つめる式ヶ原博士。
「で……こっちはどれくらいまでするの?」
「ん~そうだな。カオリちゃんが男用のオナホ使って楽しめるくらいまでかな」
「そう……じゃあ、そうなったらうちのこれと交尾でもさせましょうか」
 この手の行為に差して興味の無い友人からの提案に上月博士が色めき立つ。
「良いな、それ!絶対やろうぜ!!」
「ですって……良かったわね。せっかく友人とまぐわうのだし、前と後ろ好きな方でさせてあげるわ」
「え~!?どうせなら尻にしようぜ?ナエちゃんもそっちなら初めてかもしれないし」
 負けじと提案する上月博士。式ヶ原博士も珍しく笑みを見せる。
「そうねぇ…これどうせ処女じゃないし、なら友人には初めてをあげましょうか」
 盛り上がる二人の狂人と……狂ってっしまった友人を、ナエは呆然と見つめていた。
 もう自分にはどうすることも出来ないのが分かっているから。
 為すがまま、されるがままに従うしかできないのだ。
「ほら、友人にして貰うばかりでもあれだし、飲んであげなさい」
「あはは、良かったなカオリちゃん」
 よたよたと力なく歩み寄り、ナエは変わらず快楽に溺れる友人の前に跪く。
 ぽたぽた喘ぎ声と共に、涎掛けではもう到底止められない涎が顔に滴り落ちるも、もうナエは気にすらならなかった。
 ゆっくりと、今だ肥大化させられたクリトリスを扱き続けヨガる友人の尿道目掛け顔を寄せ。
 できるだけ邪魔にならぬよう真下から、緩み尿が零れるそこへ舌を伸ばした。
 舌の上に独特の匂いと味が拡がっていくと、身体がそれに合わせるかのように震えていく。
 だがその震えは……最早何なのか少女には分からなかった。
「…あはは、カオリぃ…あたし、カオリのおしっこ飲んでるのぉ……」
「んひぃ❤あはぁ~あっ…ぁぁ……」
「ふぅ、んぐ…はぁ…あは……ずっとずっと…おしっこ飲むんだよぉ…」
 虚ろな瞳でヨガり続ける少女の下で、もう一人の少女も虚ろなまま口元が歪む。
「あはは……あたし…トイレなのかなぁ……だって……ひとなら…おしっこのまないよねぇ……」
 ぐるぐると脳内を何かが掻き乱しノイズが走るも…ナエはもう当たり前に口を開け友人の尿を呑み込んでいく。
 頬を一筋、涙が流れ……ただ笑って喉を鳴らした―――。 

テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

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だらだら妄想を垂れ流す人の皮を被った猫。

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