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兎の皮を被った先輩・兎にされてしまった俺 1

兎の皮を被った先輩・兎にされてしまった俺  その1

男×男 調教・その他色々あるかもな感じ

※今後どう進むか未定ですが、ハードでありつつも一応は甘い感じになるのかも?


名前未定 男・26歳
名前未定 男・23歳

興味を持った方は続きから

「んっ…はぁ…ぁぁ…ん……」

艶っぽい声が聞こえる。
女が喘ぐような、でも声は女ほど高くも無く。
ただ男とは思えないほど韻のある喘ぎ声。

でも…間違い無く男の喘ぎ声だ。
だって……それは………俺の声なのだから…………。

もう駄目っ……

「んぁっ!あ、あ、っっ」

熱くて気持ち良い。
もうずっと昇り続けてて止まらないんだ。
組み敷かれた俺を何度も突き上げてくる度に、俺は声と心を吐き出してしまう。
絶対に、こんなの嫌だった筈なのに。
でも、尻を突き上げられる刺激が熱くて堪らなく気持ち良い。
拡げられた尻を熱いモノが通ると、そこから背筋を通って脳が焼かれる。

「あ~あ、だいぶ良い声で鳴く様になったねぇ君♪」

目の前に顔があった。ドキリとしてしまう。男の顔なのに。
整い過ぎて、まるで女…しかもその辺の女じゃ太刀打ちできないほど可愛らしい顔。
それが更にUPになると俺の唇を塞ぐ。
柔らかい唇なのに…入り込んでくる舌は粗暴で…気持ち良くて……

「あっはっは、またいっぱい射精(だ)した♪」
「ぷはぁっ…んひっ」
「まったく、手のかかる後輩だなぁ」

にっこりと可愛らしい微笑みで見下ろす先輩を見ながら、俺は何度目か分からない絶頂を犯されながら味わう
こんな筈じゃなかったのに……何度と思い返した記憶を辿りながら―――


「うぉー!?先輩マジですかそれ?超可愛いんですけど!!」

約一月前。会社の慰安旅行。
ちょっとした酒の席の余興で女装した(させられた)先輩を前に俺は口走った。

「……僕はこの場合、ありがとうって言えば良いのかい?」

真っ赤な顔で、苦笑いをした先輩の顔を今でもしっかりと覚えている。
少し困った様な、照れたような、見ていて男同士だと分かっていても可愛いと思えてしまう表情と仕草。
そのとき、俺は一切気付いて無かったんだ。

その瞳の奥に隠されていたモノを―――


「全く、前もここ教えたろ?あれかな?そんなに僕の教え方って下手かな?」
慰安旅行から数日後の社内にて。
少し呆れ困り顔の先輩を前にし僕は今思えば果てしなく馬鹿な事を口走った。
「そんな事無いですよ、全然。俺、物覚え悪くて……あ、でも先輩が……」
「ん?なんだい??」
「ほら、こないだの旅行の余興でやった格好で教えて貰えたらちゃんと覚えるかも」
パコっと丸められた書類で頭を叩かれる。
「あのねぇ…」
「あはは、冗談ですって」
「当たり前だよ…ったく」

この少しふざけ過ぎた、冗談めいた言葉が……ここまで大事に成るなんて………。

テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

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だらだら妄想を垂れ流す人の皮を被った猫。

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