2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ドS御主人様に健気なワンコとさかった猫


男×男 調教 

『水納橋 正輝 ミナバシマサキ』 男・34
『高縁寺 響 コウエンジヒビキ』 男・20
『雨宮 成 アマミヤシゲル』 男・21 

興味を持った方は続きから



「さっさと離せよっ!」
「フゴっ…ンォゴッ……」
「てめ、何言ってっか分かんねーっ!!いいから離せ馬鹿っっ!!!」
「ファォッ!?フォゴガ○×△~っ―――」

 響(ヒビキ)が元々険しい目を更に吊り上げ怒鳴り立てる。眉に開けられた鈍く輝くピアスの僅か横。こめかみにくっきり浮かび上がった青筋からも怒りの大きさを判断できた。全く、こいつは本当に見た目相応の短気だ……。
 そのすぐ真横では、さっきまで涼しい顔していた成(セイ)まで目を吊り上げ抗議の声っぽいものを上げていた。
 パッと見は女のように綺麗な顔立ち。それ相応に線が細い華奢な身体ではあるが、こいつも性格に一癖以上のアレがあり意外と折れない。自分より若干背は低いものの、明らかに筋肉質で引き締まった肉体をトライバルタトゥーで飾り上げた響に対し、よくまあ強気で要られるものだ。俺が知らないだけで合気道か何かの心得があり腕っぷしに自信があるのかも。
 とにもかくにも、ソファーに腰を沈めた俺の直ぐ下で床に這い蹲り今にも取っ組み合いの喧嘩をしそうな金髪短髪の三白眼と黒髪長髪の優男に対し、良くもまあ飽きないものだと呆れ半ば諦めつつ俺は仲裁に入ることにした。
「とにかく落着け響。あと、成は俺のチンコを咥えたまま喋るな」
「で、でも成が自分ばっかり―――」
 叱られ一瞬ぴくんと身震いし子犬のような眼差しを向ける二人。だが直ぐ成は立ち直り目尻を下げ愛おしそうに咥えたモノを離した。開けた口、そこから伸びた舌の先と俺のチンコの先を繋げる先走りと唾液の混合物をペロリと舐め取り喉を鳴らす。
「んぐ❤ぷはっ…はぁ~い正輝さん。全く馬鹿に馬鹿って言われるなんて思いもしなかった……。あ、でも正輝さんだって下手くそな響に咥えられるより上手で綺麗な僕に咥えられた方が気持ち良いですよね~」
「なっ!?てめ、いい加減にし―――」
「ああ、ごめん。下手くそで馬鹿で単細胞の癖に猿みたいな顔した響と、お人形のように綺麗で可愛くて頭も良くて尚且つお口の使い方までも心得ている僕…だったね♪」
 しかしこうもスラスラと悪態が吐けるもんだ。
 澄ました顔で平然と煽る成の言葉に、響の三白眼がより吊り上がっていく。煽り文句と同じ、猿のように顔を染め上げながら。
「…っ!?ぜってぇ今日はもう許さねぇぞ成(シゲル)っ!!」
「…っ!?馬鹿猿、その名前で呼ぶ――うぐ!?!」
「止めろ響っ!」
 俺の一括で響の身体がびくんと跳ね上がった。本当に手をあげやがったな…むしろ性格的に今までよく持ったと言うべきか。とは言え見過ごすわけにはいかない。
 俺が軽く、だが確実に睨むと、成の後ろで結ばれた長髪を握りしめる響の手がゆるゆると離れていく。そのままこちらに身体ごと向き直った響の顔は、普段の強気で生意気そうな表情は影を潜め、今にも泣き出しそうに上目使いで俺を見上げる。
「―――痛っ…馬鹿猿っ!僕の綺麗な髪を…」
「……あと、成もいい加減にしとけ。今のはお前が悪い」
 さして髪は長くない俺の予想以上に痛かったのだろう。珍しく整った顔を歪め悪態を吐こうとした成に俺は釘を刺し止める。瞬間、まだ何か言いたげに響を横目で睨みはしたが…成も俺の表情から状況を判断し直ぐに大人しくなった。 
 因みに響が口にした『シゲル』ってのは成の本当の名前だ。ただ、この明確に男臭い名前が成は気に入らないようで、出会ったときから自らを『成(セイ)』と驕ったし、他者にはそう呼ばせようとする。ま、要は成の逆鱗ってところだ。確かに見た目とかなり相違がある名前だし気持ちは分からんでも無い。だから俺も本当の名前を知ったとき、嘘を吐いていたことを咎めず軽いお仕置きだけで済ませてある。
「全く、もう少しペット同士仲良くしてくれってのは飼い主である俺の願いだぞ?」
 罰が悪そうに、俺の下で裸のまま正座する二人。いかん…正当な理由で怒ったとは言え、しょげた顔が俺の心を擽る。
「……ごめんな…さ…い」
 もう今にも泣き出しそうな声と顔をした響の顎を指で上げると、俺はその口を自らの口で塞いだ。
「…っ!?…んぐ…ん…❤」
 見た目から想像も付かないくらい可愛い声。特に泣きそうなほど弱っていたせいか心做しいつもより漏れる声が大きく感じる。羞恥心が強めの響は普段声を抑え気味にする悪癖があるからな。
 チラリと視線を下に移すと、叱られたことで縮こまっていたチンコが少しずつ主張し始めている。
 本当に響はキスが好きだ……。俺から軽く舌を絡めてやれば、僅かな戸惑いの後、少しずつ自らも求め必死に味わおうとする
「…はぁぁ…ん…ふぅ……」
「ほら、じゃあ咥えろ。あ、前みたく歯を引っ掛けるなよ」
 しまった…。頃合いだろうと思ったが、俺の余計な一言で響の開き掛けた口が止まってしまう。それでも気持ちは求めるのだろう。僅かに開いた口から懸命に舌を伸ばし、その先で俺の亀頭を恐る恐る舐めていく。
 そんな響の金髪に染め上げられた頭を俺は優しく撫でてやった。
「あ~まあ、少しずつ…でもそろそろコツ掴んでくれたら良いよ。ほら、咥えろ響」
 若干抵抗を示した響に命令してやると、ようやく響は口を開き俺のチンコを頬張った。膨らむ頬。出来るだけ歯を当てないように動かさず、それでも俺を気持ち良くしようと頬の裏で擦る気らしい。
 筋肉質で締まった身体と違い頬の裏側は柔らかい。弾力を含んだ感触で包んだ俺の亀頭に変わった刺激を与えてくる。
 とはいうものの……ん~まあ、普通に咥えて動かしてくれた方が俺は好きかな?でも今日は響に任せてみるか。こいつが言われたこと以外を自分から進んでするのは珍しいからな……。そもそもフェラが上達しないのだって、家でバイブでも咥えて練習してみろと言ったら「そ、そんな恥かしいことできるかっ!」って顔を真っ赤にするくらい変に羞恥心が強いと言うか、性的行為に後ろめたさがあるからな、こいつは。目の前でアナルオナニーさせたときなんて半泣きで30分以上始められなかったし。
 その辺、全く二人は正反対だ―――俺は嫉妬を含んだ視線でこちらを眺め続ける成に手招きした。
「……ふぅ…ん❤」
 俺が頬をなぞるように撫でながらキスしてやると、うっとりと舌を積極的に絡めてくる。化粧に縁取られ垂れ下がった目尻がもっとと主張する。
 キスを…舌を……それ以上のことを………
「はぁ…ん❤あぁ、御主人…さ…まぁ……❤」
 さん付けから様呼びへの変化。マゾの血が濃く蠢き始めた証だ。
 こいつは全くと言って良いほど性的行為に抵抗がない。ノーマルだろうとアブノーマルだろうと。女装好きでナルシスとな面が多いせいか、縛られたり責められたりして感じる自分の姿を可愛い・綺麗だと自覚し、俺に自分の姿を見て欲しいと訴えてくるタイプだ。
 唯一激しい抵抗を見せたのは初めて浣腸をしてやったときくらいか……。あのときは「汚いっ!可愛くないっ!!」って絶叫し暴れた揚句、糞を漏らし終わったときは急に押し黙って今にも死にそうな雰囲気で泣き始めたからな。流石の俺もビビった。
 でもそれすら、俺が「可愛いから安心しろ」と抱きしめ続けてやっていたら今や極偶にだが自ら催促するくらいにまで成長した―――。
 俺はそっと成に耳打ちする。一瞬、成は性的なものとは別の感情からか不満を覗かせたが、俺の「後でちゃんと可愛がってやるから」の一言で、自らの身体を這わせるように床へと屈みこんだ。
「……馬鹿響…ちゃんと覚えろ」
「……んっ!?…んご…んぉ❤」 
 ちゃぷちゃぷと響く濡れた音の後を、くぐもった響きの喘ぎ声が追う。成の口使いに踊らされるがままに。
 困惑しながらも甘い声を漏らし、それでも必死に響は俺のチンコを咥え続ける。
 変わる口の動きと舌の動き。
 正面から包み込むように咥え、歯を当てぬよう最大限に注意しながらも前後に動かしカリから竿に掛けて刺激して行く。鈍く染み込むような刺激の中に走る強めの感覚は、鬼頭だけに留まらず尿道口すらなぞる舌使い。
 確かに響は馬鹿で短絡的、そして羞恥に戸惑いがちだが、それでも学ぼうとはする―――意図が分かったのだろう。自らに施される成の口淫と同じよう必死に自分の口や舌を動かし始めた。
「ん…んーーっ❤んご❤ん、んーーー❤」
 ―――とは言え、響は響だ。一瞬にして泣きそうな、普段からは想像も付かないほど可愛らしい表情を浮かべた瞬間、本人は必死に堪えたのだろうがあっさりと痙攣し絶頂を迎えてしまった。
『じゅぷ…じゅぼぼっ』
「んーーーーーっ❤」
 ま、歯を立てなかっただけ褒めてやろう。音を立て射精後でも全てを吸い取ろうとする成のフェラで悶え顔を真っ赤に歪めよがる響きの頭を俺は撫でてやった。同じように成の頭もだ。
『…じゅる…じゅぽんっ』
「ん…❤んっ……んーーーー?」
「くくっ、あはは――」
 つい俺は笑ってしまった。響が出した大量の精液を、リスのように頬を膨らませ口に含んだまま俺に指示を仰ぐ成に対して。
 今の自分の顔がどんな状況か分かったのだろう。凄い勢いで成の白い肌が赤く染まる。
「んーーーーーーーっ!!!!」
 立ちあがって目に涙を浮かべながら必死に訴える成。それでも勝手に吐き出さないのは流石だな。
 何だかんだでこういったところが成も可愛いらしい。
「すまんすまん、好きにしていいぞ」
「………………んぐ、ごくん❤」
 意外だな…てっきり吐き出すと思ったんだが……成は喉を鳴らし響が出した大量の精液を飲み干した。 
「…はぁ…❤ん❤」
 熱い吐息と共に舌舐めずりし唇の縁まで舐め取る。頬も赤く、細く厚みの薄い胸が上下している。艶の籠った淫蕩そうな眼差し。
 だがそれは直ぐに消え去ると、怒声と共に蹴りが響の引き締まった尻へと飛ぶ。
「馬鹿猿っ!この僕が教えてやったのにまだご主人様をイカせられないのかよ!!」
「こらこら、成。……響ももう良いぞ。少しは上達したな」
「…んはぁ…はぁ…ごめん…なさぃ…正輝さ……ま………」
 半泣きで申し訳なさそうに吐き出された小さな声。少しでも償おうと、普段は言い渋る様付けで響きは俺の名前を呼ぶ。
 正輝様や御主人様では、響的にSM色が濃く感じ恥かしいのだそうだ。
 俺は胸を上下させ荒い息を吐く、射精の快感と自身の力不足故の情けなさが混在しくらくらと回っているであろう響の頭を俺は撫で落ち付かせてやる。
「気にするな。さ、そのまま後ろ向いてお尻を向けろ響。成もな♪…分かってるだろ?」
 俺の台詞に、羞恥と困惑…でも期待を押し込め切れてない声と……自らに酔いしれ媚びた期待の声が上がる。
「…っ!?は…ぃ……」
「…っん❤はぁぃ、ご主人様ぁ❤」

        ◆

「…はぁっ❤んぁぁっ…んぉ…おぁっっ…ぅ❤」
「んは❤はぁ…あぁん…あ、あっ……❤」
 俺の前で掲げられた二つの尻が踊る。
 引き締まった…でも弾力と張りのある尻と、白く程良い肉付きで柔らかい尻が。
 どちらの尻の中央にも、両手の人差し指が押し込まれアナルを掻き回していた。
 俺は指を根元まで入れ、軽く前後に動かしながら淡い振動と共に指先にある膨らみ…前立腺を柔らかく揉みしだく。
「んぉぉっ❤あ゛っあ゛っーー❤」
「あぁ…んっ…はぁん❤」
 抑えていた筈の声は何時しか部屋中に拡がり、高く上がり続けた嬌声は更に濃い色を魅せた。
「くく、可愛いぞ二人とも。さ、どっちがイクのを我慢できるかな♪」
「んあ゛っ、あ゛おっ❤いやだぁ…ま…だ…んおぉ❤」
 もう声を抑えることすらできず、それでも必死に真っ赤な顔を歪め昂りを堪えて射精を押し留める響。
「あぁ…あ、あっっ…んんっ❤ずるい…ぃ…ひび…き…は、さっきイって…んはぁ❤」
 もう勝手に蠢く尻のままによがり、綺麗な顔を崩し涎混じりの舌を必死に回して懇願する成。確かに既にイってる分、響のが有利か。成としては自分がイカせて手助けてしまったから不平を言いたくもなるだろう。
 でも元々響のが弱いからな。成も見た目そのまま女のように淫靡によがるが、響はびっくりするくらい感じ易く乱れ可愛らしい姿を見せる。ま、ハンデって奴だ。
「くく、どう言い繕っても先にイッた方が負けだぞ?我慢できた方は俺のチンコでたっぷり犯してイカせてやる」
「おぉ…んひぃ❤…まざ…ぎ…さまぁ…おれをおがじでぇ…んぁ゛ぁーー❤」
「はぁん…んぐっ…❤んはぁ…だめ…ぼくに…あ゛っあ゛っあ゛ーーーーー❤」

 俺の掲げた言葉を…そしてその先を欲し二匹のペットは各々声吼えた。
 懇願と欲望の入り混じった遠吠えを俺の部屋中に響かせて―――。
 
 全く仲が良いな…こんなときだけ。普段もこれなら楽なんだが……。
 俺は一緒に昇り詰めてく二匹の背中を眺め、浮かぶ苦笑を抑えきれなくなっていった。

テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

コメントの投稿

非公開コメント

FC2カウンター
プロフィール

まりのねこ

Author:まりのねこ
だらだら妄想を垂れ流す人の皮を被った猫。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR